新車を買った後、１ヶ月が経過したある日アンケートの電話がかかってきた。

 

「お時間がありますか、簡単なアンケートは可能ですか？」

「新車の調子はいかがですか」

「ディーラーの営業についてお聞きします」

「ディーラーの営業は、良かった、なんとも思わなかった、悪かったとお答え頂きたいと思います。良かったと思われるときには５を、なんとも思わなかったと思われるときには４を、悪かったと思われるときには１～３の数字をお答えください」→？？？

「ご友人、同僚の方に当社の車をぜひお勧めしたいと思っている場合には５を、なんとも思わない場合には４を、お勧めできないと考えている場合は１～３の数字をお答えください」→？？？

「このアンケートの内容について担当したものに伝えてよろしいでしょうか？」

などなど。

 

普通ディーラーの営業態度を評価する場合は五段階で答えるなら、良かったが５、普通が３、悪かったが１では？

 

実はこれが前振りで次の質問に続いているのだが、結局自分で選んで買った車は、ほとんどの人が「買ってよかった」と思っているはず。そうすると５か４が選ばれる可能性が高い。ますます自分の買った車の印象が強くなるという仕組みでしょうか。そして同僚の方にお勧めしてくださいとは言っていないが、無意識に働きかけているところが典型的な心理作戦？

 

営業頑張っていることはわかりますが、心理学的な操作はやめて頂きたい。ちょっと「うざかった」です。