コロナ対応
「コロナが始まって、子供たちが休みになり、パートも休みになり、家にずっといるようになって、おかしくなったみたいです」
「そうね。コロナ問題でつらい思いをしている人は多いね。最近、旦那の給料が減ったといって怒っていた人がいたよ。子供たちがいつも家にいるって言って怒っていた人もいたなー」
「生活していくのがつらいです。不安です」
「困ったね」
「何か焦ってしまって、そんなときには判断力がなくなるんです」
「普通、焦っているときは、慎重な判断はできないよね」
「焦ったときは心臓がドキドキします」
「普通、焦っているときは心臓ドキドキしていることが多いよね。というより心臓がドキドキしているから焦っているのかもね」
「男の子が二人で、人とあまり話をする機会がないです」
「そうそう、コロナ問題で一番困ったことは、社会的な交流があまり出来なくなったということかな。社会的な動物である人間は、人との交流で安心・安全な気持ちになるという人もいる。そうならないと新たなミッションに立ち向かえないそうだ」
「本当、コロナ問題で居酒屋さんは必要なインフラであることがわかったよね」
「で、ミッションなんだけれど、まず面倒でもいつものルーティンを丁寧にやること。つまりお掃除、食事の準備なんか。それと話が合わなくてもいいから、子供に正面から向き合うこと。とりあえずやってみて」