文明の発達
以前、「不安」が文明の発達の発達の要因として挙げていたが、本当はもう一つというか、最大の要因があるという話。
サルの不安ということで、「不安があっても人間なんだから不思議ではないよ」ということを、不安をなくそうとしている人へのメッセージにしていたのだけれど。
勝負が好きな人も嫌いな人もいます。一般的には戦う脳と心配する脳と呼ばれます。人類は生き延びるために戦ってきましたが、人類が進化するためには、どちらの脳も必要でした。戦う脳だけだと、争いを止められず全滅してしまいますが、心配する脳だけではここまで進化できなかったはずです。
TVシリーズ「脳トリック2」競争より
すなわち、競争が、もちろん他者との競争が文明を切り開いた主因であるということ。それは嫉妬にもつながり、闘いにもつながること。
さらに現代の情報量の多さは、競争社会を後押ししているように思える。