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聴覚過敏

いくつかの精神医学的診断において、共通項が見受けられます。一つは聴覚過敏です。聴覚過敏は、特定の精神疾患にだけ見られるわけではなく、ある特定の疾病を特徴づけるものではありません。ですから精神科領域の研究者たちの間では、聴覚過敏についてはほとんど関心が払われなかったのです。しかし聴覚過敏を起こす神経回路の潜在的な作用機序が明らかになりました。そして聴覚過敏を持つ人は、同時に表情や声の韻律に乏しく、迷走神経による心臓のコントロールの抑制が弱いという共通項が見つかったのです。

ポリヴェーガル理論入門 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 ステファン・W・ポージェス 著 花丘 めぐみ 訳 P57

  母がまだ生きていたとき。認知症の症状が出ていた母は、耳も遠くなったと思っていた。大きな声で話かけると、ビクツとしていたのを思い出す。たまに帰ってくる息子をみて、ニコニコしていたが、食事が終わるとベッドで休んでいることが多かった。

加齢によっても、やはり高周波の音が聞きづらくなります。そのため人が何を言っているのかがよくわからなくなります。特に周りに雑音があると、余計聞き取りにくくなります。

ポリヴェーガル理論入門 心身に変革をおこす「安全」と「絆」 ステファン・W・ポージェス 著 花丘 めぐみ 訳 P61

 最近、自分がうるさい環境に行くのを嫌っていることに気づいた。また、大きな音に怒りさえ覚えるようになっている。

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